新築マンションの内覧会にお邪魔する弊社のインスペクターやコンサルタントは、達人の七つ道具のひとつとして、脚立を持参します。
それは、高いところにあるものを調べたり、確認したりする必要があるからですね。
例えば、室内のいちばん高い場所に取付けられている、照明器具を取付けるための「引掛シーリング」。
ちなみにこの引掛シーリングは、かなりの確率でしっかり固定されておりません。
こういった場合、一度取り付けた照明器具をはずそうとすると、照明器具と引掛シーリングが同時に動いてしまい、照明器具がはずせなくなってしまう場合があります。ですから、しっかりと固定状態を確認することが大切です。
また、キッチンの吊戸棚やクロゼットの棚など、高い場所に大きな傷や汚れがないか確認するためには、やはりこの脚立がどうしても必要になります。
これから内覧会を控えている皆さんは、ぜひこの脚立を持参されるときっと重宝することと思います。
三上隆太郎(みかみ りゅうたろう)
住宅営業として新築住宅販売に携わった後、家業の建設会社にて施工経験を積み、 (株)さくら事務所参画。
熱意あるアドバイスが好評をよぶコンサルタント。不動産・建物調査のマルチプレーヤー。
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