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マンション選びのモノサシ「評価基準って何?」 vol.1 




マンションを選ぶには「基準」が必要です

マンション評価ナビ代表 大久保 恭子

1. 選ぶ基準は色々あるけど、優先順位が高いのは6つ


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 住宅は高い買い物なので、色々な点を確かめて、最も自分に相応しいと思うものを納得づくで選びたいものです。
 そのためには、選ぶ基準が必要です。この基準がない、もしくはブレると、迷うばかりで、いつまでたってもこのマンションに決めた!という結論がでません。
 そこで当サイトのマンション評価委員会では、マンションを選ぶ上で優先したい基準を
 1.拠点性の高さ、
 2.住環境の良さ、
 3.棟全体の居住性の良さ、
 4.室内の居住性の良さ、
 5.デザイン性の良さ、
 6.経済性 としました。

 何故、これら6つの基準の優先順位が高いのか、という理由を以下に挙げてみます。

 拠点性の高さ、住環境の良さ、棟全体の居住性の良さが上位を占めるのは、いずれも毎日の生活を支える生活基盤、社会的インフラにあたるからです。これらのインフラは気に入らないからといって、自分の力で変えることはできません。住んでみて気に入らない、自分の暮らしにあっていないと分かっても、我慢するか、他の街へ引っ越すか、しか解決の道はありません。それくらい重要な基準として位置づけています。

 多くのシングル・カップルが一番気にしがちな室内の居住性の良さは4番目に位置づけています。室内の間取りが気に入らない、収納スペースが足りない、設備が気に入らなくても、住み方の工夫や、お金はかかりますがリフォームを行うことで、多くの問題は片付いてしまいます。

 5番目のデザイン性ですが、これは時代を映す基準といえます。今の世の中、モノ自体は飽和状態です。住宅の数だって家族の数を上回っています。質や機能が良いだけでは、買いたい気持ちにはなかなかなれないものです。デザインや楽しさが加わって初めて、買いたい気持ちに弾みがつくのではないでしょうか。マンションも例外ではない、というわけです。

 最後の押さえは経済性です。
 シングル、カップルはこの先、結婚、出産というライフステージの変化を抱えています。ライフステージが変わると、暮らしが変わる、暮らしが変わると買ったマンションが合わなくなるということが予想されます。さて、そのときに貸しやすいか、売りやすいかは、押さえておきたい基準です。

 大きな基準の中には、以下の表に示すように、より具体的な基準があります。
 次回よりこれらの具体的な基準のなかから、肝になる基準を8つ(色がついている基準)選びだし、詳しくご説明します。

マンション選び大きな基準

より具体的な基準

1.拠点性の高さ

1.都心に近くて通勤に便利
2.便利で楽しい暮らしができる街
3.将来さらに発展する街

2.住環境の良さ

4.閑静な住環境
5.将来にわたり住環境が良い街
6.災害の危険が少ない街
7.毎日の暮らしに危険の少ない街

3.棟内の居住性の良さ

8.丈夫で長持ち、性能・品質が良い
9.ゆとり、グレード感のある建て方
10.生活施設が充実している
11.生活サービスが充実している
12.セキュリティがしっかりしている
13.カーライフが充実している
14.ペットが飼える

4.室内の居住性の良さ

15.日照・通風・採光・喚気が良い
16.夏涼しく、冬暖かい
17.遮音性が高い
18.すっきりして解放感のある空間
19.間取りが良い
20.収納が十分
21.将来のリフォームがしやすい
22.電気・通信インフラが充実している
23.省エネ・環境対応
24.より便利で快適に暮らせる設備

5.デザイン性の高さ

25.外観・共有施設のデザイン
26.自分らしい住空間が創れるか

6.経済性の高さ

27.販売価格の妥当性
28.貸しやすさ
29.売りやすさ




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