中立・公正に調査・評価して、東京圏の優良な中古・新築マンションをご紹介

■プラウドタワー千代田富士見は、富士見2丁目北部地区市街地再開発により建てられたタワーマンションです。店舗棟３棟・17階建のオフィス棟１棟・居住棟１棟からなる複合施設「飯田橋プラーノ」の38階建ての居住棟です。
■全414戸、シングルタイプからファミリータイプまで混在し、事業協力者持分の住戸が101戸あります。
■プラウドタワー千代田富士見の売主は野村不動産、施工は大成建設、設計は山下設計。
■2007年の売り出し時の価格は、スタンダードクラスで坪452万円〜484万円超、ハイグレードクラスで、400万円〜650万円、エクセレントクラスでは、623万円〜767万円だったそうです。当時の野村不動産の発表によると、即日完売、平均倍率2.9倍、40才代に人気が高く、1LDKはセカンドマンションとしての需要が多かった、とのことです。
■2009年の調査時点では入居が始まり、再販や数戸所有している事業協力者が売主となっています。
■多くの路線のある飯田橋駅から徒歩2〜3分という交通アクセスに非常に恵まれたマンションです。
■周辺は商業施設、医療施設、教育施設とも充実し、都心に住む魅力満載のロケーションです。
■一方、駅近のため住戸の向きによっては交通騒音があります。それに適した遮音性能のサッシは使われていますので閉めていれば室内は問題ないでしょうが、冷暖房の必要のない中間期にも窓を閉めた生活になってしまうかもしれません。
■バルコニーでの物干しも禁止されており、バルコニーはサービスバルコニーと割り切っておいた方がよさそうです。
■大規模マンションならではのサービスと共用施設が充実しています。
■住戸は東、南、西に向き、各方向や階で相当住環境が異なりますので、それぞれの利点欠点を把握する必要があります。又、周辺は今後大規模開発が行われる可能性のある地域ですから、高層階で現在は眺望が良くても、長期的には変わる可能性はあります。ただ、ここ10年程度はあまり変化は無いでしょう。
■セキュリティー面では、各階のエレベーターホールにオートロックが備わっている点が新しい計画です。一階のエレベーターホールにあるオートロックよりも共連れが減るのではないかと思います。
■多くのプランがありますが、各プラン共割と一般的な間取りになっています。しかし、スケルトンインフィル採用で、将来大規模なリノベーションが可能となっている点が評価されるべきでしょう。
■プラウドタワー千代田富士見は都心に住むメリットを充分に満喫したい方にお勧めできます。